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自費出版のご案内

あなたも本を作りませんか?

◎自費出版Q&A 

 自費出版と一口に言っても、実際に葦書房がこれまでに作ってきた約1200点の自費出版物を眺めてみますと、自分史、歌集、詩集、句集、随筆、小説、遺稿集、追悼集、画集、写真集から専門的な遺跡の発掘報告書や研究書まで実に多種多様です。このほかに社史や年史と呼ばれる大部なものもあります。

 私どもではその豊富な経験をいかし、これまでに作った本をいろいろお見せしながら、ご相談にのっています。お気軽にご相談下さい。

 ここでは、「自分史」の自費出版を例にとってご説明しましょう。

 

「自分史」を書きたい

Q.自分史を作りたいのですが、どうすればよいのでしょう。

A.もう原稿は出来上がっているのですか?

Q.いや、これから書こうと思っているのですが……

A.それでは、まずその目的をはっきりさせましょう。

Q.と言いますと?

A.ご自分のこれまでの人生を振り返って、家族や親戚、あるいは知人に配っておきたいとか、あるいは孫たちに自分の生きてきた時代と自分のことを残しておきたいとか、その目的をはっきりさせた方が書きやすいと思いますよ。

Q.その場合、何か注意することがありますか?

A.長い人生行路を一気には書けません。まず年表をお作りになることをお勧めします。

Q.年表ですか?

A.ええ、ご自分の個人年表を作り、それを時代の年表と突き合わせてみると、忘れていたことを思い出したり、あるいは不確かだった記憶がよみがえり、正確なものが書けるからです。

校正や用字・用語について

Q.原稿の書き方や用語や漢字の使い方、仮名づかいなども協力してもらえますか?

A.それはできます。完全でない原稿でも、用字・用語を訂正したり、誤字や脱字を見つけて修正したり、いろいろアドバイスいたします。

Q.原稿はワープロでないと駄目ですか?

A.そんなことはありません。ワープロの原稿をフロッピーでお借りしてもよいし、手書きの原稿でも結構です。ワープロの方が校正の手間が省けますので、少しはお安くなるでしょうね。

Q.なるほど。写真も入れたいのですが、できますか?

A.もちろんです。ただし、カラー写真と白黒写真、また入れる点数次第で値段が変わってきます。

●自費出版の費用について

Q.費用はどれくらいかかるものでしょうか。

A.そのお尋ねが一番多いのですが、これがなかなか一言ではお答えしにくいのです。なぜなら――

1.判型(本の大きさのことです。四六判とかA5判とか、あるいはその変型とかいろいろあります)

2.全体の頁数(原稿の量。普通は400字詰めの原稿用紙で何枚か、あるいはワープロで何字になるかなど。そこから頁数を割り出します)

3.造本(上製本というハードカバーにするか、あるいは並製本と呼ばれるソフトカバーにするか。そのほか函に入れるかどうか、どんな用紙を使うかなど)

4.写真や絵や図が入るかどうか。

5.最後に何部作りたいのか。

 ざっと、以上のようなことがわからないと費用は弾き出せないのです。1から5までのことが分かれば、見積書を差し上げます。

●予算と費用について

Q.しかし、予算の都合もありますから。

A.そうですね。その場合はまず予算の限度額をおっしゃっていただければ、その範囲内でできるようにいろいろ工夫できます。

Q.出来上がるまでどのくらいの時間がかかるのでしょうか?

A.そうですね。大体、原稿をお預かりしてほぼ3ヵ月から5ヵ月くらいで出来上がると思います。本の頁数や造本によって若干時間のかかり方が違ってきますので。

Q.校正はどうすればよいでしょうか。

A.ご自分ですべてやる方と当方に頼まれる方があります。ご依頼を受ければ、当方のベテラン校正者がしっかりと校正します。例外を除いて大体校正は3回までが原則です。

Q.装幀もやってもらえるのですか。

A.あなたのご希望をお聞きしながら写真を使ったり、絵を入れたり、あるいはご自分の書や手書きの文字を使うこともできます。

 自費出版本の販売について

Q.売れるものなら、少しは書店でも売ってもらいたいのですが……

A.そうですね。これが一番難しいところですが、本の性質や内容次第では一般の書店で市販することも可能ですよ。

Q.わかりました。それでは一度、相談にうかがいます。

A.そうですね。直接、お会いしてご相談するのが一番です。お待ちしています。

 

ここで例にあげた「自分史」に限らず、歌集や句集、写真集なども大体、以上のような手順でご相談しながら作っていきます。

 本作りは、原稿お預かり原稿整理(原稿の修正・割付け、写真などのレイアウト)印刷屋さんへの入稿校正(著者を合わせ合計3回以内)校了(校正終了)印刷製本(製本屋さん)納品という手順で完了します。

なお、制作作業に入った段階で、制作費の一部を前受金として申し受けます。残額は納品時にお支払いいただきます。

 

 どうぞ、いつでもお問い合わせ、ご相談下さい。

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